選択理論心理士のナミです。
人にはそれぞれ得意・不得意があります。
でも、どうやって見分けたらいいの?どこから湧いてくるの?続けるには?伸ばすにはどうしたらいいの?
もしも学生時代の早いうちに知っていたら、回り道をせずにもっと自分の得意を伸ばせたのかなぁと思うことがあります。
学生時代はいつも順位がつけられるし、競争がつきまとう世界でした。
そんな環境がどうしても性に合わなかった私。。
パターン1 競争心に欠ける → ルールを理解しない → やる気がないと思われる
パターン2 認められても → あまり響かない → 次につながらない
私にはいわゆる「やる気スイッチ」が存在しないの?
そんな風に思いながら、あっという間に学生時代は終わってしまいました(笑)
今回のケースは選択理論心理学の5つの基本的欲求、「力の欲求」から考えてみましょう。
「人には生まれつき、遺伝子に組み込まれた「5つの基本的欲求」があります。誰でもこの5種類の欲求を持っており、人によって強弱があります。」
人から認められたい 評価されたい 競争に勝ちたい 達成感を得たい 充実感を得たい 目標に向かって努力したい 責任を全うしたい 人の役に立ちたい
このキーワードを見たときに「自分もそう」「目指している」と感じる場合は、この欲求が強いといえます。
私はこの「力の欲求」が5段階のうち3だとわかりました。
まぁ平均的なのでしょうか。
この「力の欲求」を、さらに4つに分けてみると、気づくことがありました。
自分に価値を感じるための「力の欲求」といっても、自分に当てはまるものとそうでもないものがありました。
これはわかりやすい!
思い返せば、スポーツやコンクールなど、競争や評価を気にして頑張ったことはほとんどありませんでした。でも、ピアノを弾く・物作りをするなど自分が充実感や達成を感じるもの、誰かの役に立っていると感じられることは取り組みやすかったと思います。
「承認」と「競争」の欲求が強い場合、自分が欲しいときに誰かがその言葉をくれるとは限りません。でも自分に対して「私、やるじゃん!」「私ってスゴイ!」と認めてあげることはできますね。
自分の特性を知って意識すると、内側からわいてくるやる気のヒントになります。どんなものが得られると続けやすいかを実感すると、そのための工夫ができます。自分に価値があると感じられると、自信になります。
私はこうして書いていることが誰かの役に立てれば嬉しいですが、まずはやりたかったことを形にしていくことで充実感とやりがいを感じられています。
私にもやる気スイッチがあってよかったです(笑)
では、また!
※この記事は、わたし個人の経験を選択理論心理学に当てはめ、見方を変えたり改善対策している一例です。
人間には力の欲求を満たしたいという生物学的欲求があり、それは人間特有のものである。力の欲求によって人々は科学、美術、民主主義において多くの驚異を生み出している。自分の人生をうまく制御した人は、生き残り、そして力の欲求の遺伝子を子孫に残している。
『テイクチャージ 選択理論で人生の舵を取る』p33
選択理論心理学で考えてみると?