日常で役立つ心理学ブログ~「生きにくい」を「楽」にしよう~誰でも使える「選択理論心理学」

【セルフコントロールVol.9】こっちの方がいいじゃん!~している行動をアップデート~

選択理論心理士のナミです。

「より良い行動」と聞くと?

「成長ね」「努力とか」「意識高い人がやってるね」。

成長とか努力と聞くと、とたんに気だるくなる私ですが、実は張り切らなくても私たちの行動は日々ちょっとしたことでアップデートされます。

少しだけ意識することができると、選択肢は無数にあって、自分でどんどん作り出していくことができると気づきます。

 

選択理論心理学を学んですぐの頃、自分の行動のアップデートを意識的にやってみた体験があります。

ツルツルの床で思いっきり転んだ私。

転んだときの私が真っ先にやったこと、それは「前後左右を見渡して、周りの人の反応を確認すること」

大抵そこにはある程度の人がいて、その人たちの視線は「あらまぁ」「ハデにいったなー」という含み笑い、「大丈夫かしら?」という同情。

とっさに出た行動ですが、これは今まで私が転んだときに繰り返してきた行動パターンです。

この時点では、転んだときは → 周りを確認、ということがセットでした。

選択理論心理学で考えてみると?

選択理論心理学では、人は無意識に行動しているように見えても、実はそれは自分の中にある選択肢の中から、選んでいることだと教わります。

 

行動のシステムとは
  • 人がしている行動は、いつだって「その時の最善」を「選んで」いる
  • 一度使ってみて効果のあった行動は、行動のデータベースに蓄えられている
  • 行動のパターンは、創造性を使っていつでも新しく生み出せる

 「選んで」いるのであれば、他の方法に変えることができます。

 

「転んだとき、大したことないと確認したくて周りを確認しているのに、大抵笑われているし。自分の顔を周りにさらしているなんて、恥ずかしいだけでいいことないなぁ」

「新しく作り出せるなら、次はどうしようかな?」

 

私は次からの行動を「振り返らずに1秒で立ち上がって、何事もなかったかのようにすぐ歩く」に決めました。

 

実際に使ってみる機会は、予想に反して(?)すぐに訪れました。

周りの人に顔がバレなければ大して恥ずかしくないし、自分への衝撃は膝の痛みくらいで最小で済みます。

なかなかいい感じです!!

 

私たちは、いつだって新しく生み出した行動を使ってみることができます。

その使い心地が良ければ、行動のデータベースに入れて、また使うことができます。

どんどん新しくアップデートして、心地よくいられる行動を増やしていくことができるのです。

 

「より良い行動をする」というのは、何も意識高い系の人がしていることではありませんでした。

日常生活の中のちょっとした不快や困りごとが「ほんの少し楽になることをする」、ただそれだけのことだったのです。

 

最近「あちゃー!」となったことありますか?

もう一度同じ場面をやり直すとしたら、どこを変えますか?

もっと良い行動パターンがあるかもしれませんね。
 

私が転んだときの最善策も、他にあるかもしれません。

次に転ぶときまでに思いついたら、使って試してみたいと思います(笑)

 

では、また!

 

※この記事は、わたし個人の経験を選択理論心理学に当てはめ、見方を変えたり改善対策している一例です。

自分自身および周囲に対処するために、私たちは行動をたくさん必要とする。しかし、どんなに有能な人でも、数限りない小さなイライラによく悩まされる。日常生活の小さなとめどない悩みが原因となって、人は絶えず行動システムに要求を出し、効果を上げるのに役立つきちんと整理された新しい行動を求める。

『テイクチャージ 選択理論で人生の舵を取る』p104