日常で役立つ心理学ブログ~「生きにくい」を「楽」にしよう~誰でも使える「選択理論心理学」

【恋愛vol.3】ふたりの関係ってそこまで悪い?~知覚によって変わる現実~

会話が少なくなった、マンネリになってきた。
そんなとき、「前はこんなんじゃなかったのにな~」と思ったり「反応してよ!」と文句を言いたくなったり。なんだか自分が大切に扱われていると感じられない。。

付き合いが長くなると、これが現実なの?

冷めた関係は元には戻らないのかな?

少しくらいは幸せを感じたいけど、私にできることはないのかな?

選択理論心理学で知覚のシステムについて学ぶと、自分の目の前の現実は1つではなく、無数に作れるのだとわかります。「相手が○○だから、私は○○と感じる」というのは、1つの組み合わせだけではないことが理解できるのです。そのしくみを説明しましょう。

知覚のシステムとは

現実が知覚されるまでの過程のこと。私たちの「現実世界」とは、まず自分の「五感(視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚)」を通して「認知」できたことに、「否定的・中立的・肯定的」に価値をつけた世界のことである。

不満たっぷりの私の現実世界はというと?

目の前の彼の様子を五感を通して取り入れている→相手の動作が望まないものとして認識される→否定的に見る、という具合です。

そして現実を否定的に見た後にどうなるかというと?

不快な感覚がその後の自分の行動に繋がっていきます。まず表情は曇り、考え方や言葉が荒々しくなったり、ため息が出たり文句を言ったり、拗ねてみたり。なるほど、これではせっかく仲良くいたいと思ってもかないません。

選択理論心理学で現実世界と知覚の関係について知ると、自分の現実は自分でいくらでも作れる!選べる!ということが理解できます。

五感を使って認識できることを増やすと?今までは否定的に見ていた状況を「まぁいつもと変わらないし、特に悪いことも起きていない」と中立的に捉えることもできるし、「悪くはないかも?」と肯定的に捉えることもできます。


無理をしてまで現実をポジティブに捉えようとするのは苦しいし、頑張りすぎると疲れて自信をなくすことにもなります。でも、自分の力で現実を少し変えられるのだとわかってくると?自分は状況に振り回されてネガティブになるだけの存在じゃないと思えるし、たくさんのものの見方ができると自信にもなり、気持ちに余裕も生まれてきます。「私たち、上手くいっていないと思っていたけど、そんなに関係は悪くないかもね?」と感じることを増やせると、状況も変わって見えますね。

「事実はひとつ、解釈は無数」というのはこのことですね。

恋人と関係を修復したいと思ったとき、何か行動をしたらすぐに良い変化を感じたいと焦ってしまうことがあります。ただ、年月をかけて悪化やマンネリ化してきた関係を、すぐに改善しようとするのはちょっと無理があるかもしれません。少しずつ、少しずつ。

「これからも一緒にいることを選んだ」のなら、この知覚のしくみを利用してみるのはどうでしょうか。まずは落ち着いて、自分の中で現実の見方のパターンを変えてみる、増やしてみるという手があります。

次回は、相手をありのままに受け入れやすくなる「5つの欲求の違い」について書きたいと思います。

※この記事は、わたし個人の経験を選択理論心理学に当てはめ、見方を変えたり改善対策している一例です。

選択理論を理解し始めると、関わりを持つ人との距離を縮める言動を取れるチャンスを探すようになる。一人でじっと座ったまま、イラ立ったり、そのうち何とかなるだろうと思うだけでは効果は全く期待できない。
『警告 あなたの精神の健康を損なうおそれがありますので精神科には注意しましょう』p197