日常で役立つ心理学ブログ~「生きにくい」を「楽」にしよう~誰でも使える「選択理論心理学」

【恋愛vol.2】言い争いが止まらない?~傾聴で変わる関係性~

いつの間にかケンカばかりになってしまっているけど、別れたくはない。
「選択理論心理学を使って、関係を改善したい!」
心に決めたら、どんなことができるのでしょうか。

前回のお話はこちら↓


選択理論心理学を実践するにあたり、取り掛かりやすいところが2つありました。

  • 選択理論はひとりで取り組んでも関係性改善の効果がある

恋愛が上手くいっていない真っ最中で、ふたりの関係を改善するために「本音を話す」「ふたりで話し合う」という方法を選択するのは、始めるにも状況を改善するにもハードルがとても高くなります。いきなり相手と話すなんて無理、という人は多いのではないでしょうか。選択理論は相手をコントロールするための技術ではないので「自分ひとりでやってみる」だけでも関係性が変わってきます。これは気持ちがとても楽です。

  • 悪い習慣をやめるだけではなく、今日からできる新しい行動がある

「致命的な7つの習慣をやめる」、ただそれだけでは進歩が実感できず、自分が課題に対処できているのかが不安になります。そして「やめる計画」は否定的な指令であり、新しいことを「する計画」は肯定的に自分を満たしてくれます。具体的に取り組めそうで「してみたい!」という気持ちが起こることは、大きなステップとなります。

新しい行動計画のヒントになったのは、こちら!

身に着けたい7つの習慣
  1. 受け入れる
  2. 尊敬する
  3. 信頼する
  4. 傾聴する
  5. 支援する
  6. 励ます
  7. 違いを交渉する

一番最初に目についたのが「尊敬する」でした。いっけん難しいように感じるも、「出会った頃に尊敬していたところが、今も変わっていない」ことと「親しくなってわかった相手の長所がいくつかある」ことに気がつき、気持ちが前向きになりました。

しかし一番わからなかったのが「傾聴」。改めて考えてみると、人の話を真剣に聴くというのがどういうことなのか、知りませんでした。

それまでの私の「聴き方」はこちら。相手が話し始めると「また始まった!」と、聴く前から悪いレッテルを張り、相手の話を否定し、行動を改めてもらうことばかりに集中していました。この聴き方がケンカにつながっていたのです。

だいたいがこのパターン。本心は「相手の問題を解決してあげたい」「揉め事を起こすことで自分の好きな人のことを他の人に嫌ってほしくない」という私なりの思いやりからやっていたのですが。こんな方法では相手にそんな想いが伝わるはずもなく、頭ごなしに否定して怒っているだけに見えます。

講座の中で教えてもらった傾聴とは、

  • 聴きながら「次に自分が何を言おうか」は考えず、
  • 話を遮らず、
  • 相手を批判せず、裁かず、
  • 沈黙を恐れず、
  • 寄り添いながら聴く、

ということでした。
すぐに実践の機会はやってきました。

このとき、相手に「どういうこと」があって「どういう場面」で「どんなことを感じ」て「どんな行動をとった」のか、「いま何を思っているのか」を一通り全部聴いてみよう!と思いました。

このとき、「まずは1回だけやってみよう」というお試し気分だったので、相手の話を遮ることなく、じっくり聴くことができました。

これは本当に不思議だったのですが、話を全部聴いてみると、相手が場面場面で四苦八苦していたことが感じられ、一息ついたところで相手を思いやる言葉が出てきました。

いつもあんなに終わらなかった激しいやりとりが、あっさりと終わってしまいました。
そして・・・

さらに驚いたことがありました。今まで私は相手のことを助けたいために、自分から一生懸命話をさえぎって、提案をしまくっていたのに聞き入れてもらえず、もどかしい想いをしていました。なのに、向こうから意見を求めてくるなんて。支援するとは、相手がどういう状況にあるかをしっかり聴いた上で、「相手のほしいタイミング」と「してほしい内容」であることが重要なのだと、感じました。

ふたりの関係が上手くいっていなかったとき、いかに批判と激しい口論に満ちていたことか。それはお互いに痛みを伴うだけで、どんなに効果的ではなかったことか。
おそるべし「傾聴」の力!

新しく選択理論の情報が入ると、自分の中で思考が変わる。そうすると次に行動が変わる。こうして今までのパターンが変わると、展開や関係性が変わるんだな、と感じた瞬間でした。

次回は「見方(知覚・認識)を変える」をテーマに書きたきいと思います。

※この記事は、わたし個人の経験を選択理論心理学に当てはめ、見方を変えたり改善対策している一例です。

選択理論は使い始めた瞬間から強力な効き目を発揮する。ほんのわずかの愛が残っていれば、一方が選択理論を使い始めるだけで、相手も外的コントロールを使うことが難しくなる。自分がいつも正しいとは限らない。そう思っても失うものは何もない。むしろ良いことが沢山あるだけである。
『警告 あなたの精神の健康を損なうおそれがありますので精神科には注意しましょう』p190