選択理論心理士のナミです。
人にはそれぞれ生まれもった個性があります。
自分の性格について「そのままでいいんだよ」と言ってくれる人がいたとします。
「そっかあ!よかった!」と思う反面、
「本当にいいのかな…」と自信がないときはありませんか?
選択理論心理学を学ぶ前の私が持っていた劣等感は、こんな感じでした。
みんなで過ごすことも好きだけど、それ以上にひとりの時間も好き。
「そういう人もいるよね」とは言ってもらえるけど、協調性がないと言われることがある。。
もっとみんなで過ごす努力をした方がいいんだよね?
ずっと持っていたこのもやもやは、選択理論心理学でスッキリ解消しました。
「人には生まれつき、遺伝子に組み込まれた「5つの基本的欲求」があります。誰でもこの5種類の欲求を持っており、人によって強弱があります。」
私のもやもやの原因がわかった「愛・所属の欲求」について説明しましょう。
人を愛したい 人からも愛されたい 仲間の一員だと感じたい ひとりではなく誰かといたい みんなでやる仕事が好き 個人プレーより団体プレーが好き
総称すると「人と関わりを求める」欲求になります。
このキーワードを見たときに「自分もそう」「必要としている」と感じる場合は、この欲求が強いといえます。
私はこの「愛・所属の欲求」が5段階のうち2だということがわかりました。
このことを知ったときの私は
女性は男性よりも愛・所属の欲求が強い人が多い傾向にあるので、特に劣等感を感じていたのかもしれません。
- 基本的欲求は遺伝子に組み込まれているので、生まれつきあるもの
- 人によって強弱があり、それは生まれてから死ぬまで変わらないこと
- 強弱に良い悪いはなく、ただの違いであるということ
選択理論心理学をとおして見てみると、生まれ持った基本的欲求からくる性格は、ありのままでいい!ということがわかりました。
他の人と比べて無理をする必要はなかったんですね。
大切なことは、自分の欲求の強さや弱さを知って、必要な分を健全な方法でしっかりと満たすこと、他の人の欲求を阻害するようなことはしない、ということです。
選択理論心理学を学んでいる人同士では、「私は愛・所属の欲求が高いから( )」、「私は愛・所属の欲求が低いから( )」という会話をよく耳にします。
自分に無理のない・心地よい範囲で行動を選ぶ。そういうことが考えられたら、少し気持ちは楽になるのではないでしょうか。
ということで、私はこうしてひとりでブログを書いています(笑)
では、また!
※この記事は、わたし個人の経験を選択理論心理学に当てはめ、見方を変えたり改善対策している一例です。
愛と所属の欲求の強さの違いについて触れることにしよう。この欲求の強さは、私たちがどれほど受ける用意があるかではなく、どれほど与える用意があるかによって査定されることを理解しておこう。私たちは、たいてい与えられる以上の愛を求めるようである。しかし、いかに求めようと、相手が与えることのできる以上のものを得ることはできない。私たちは遺伝子に書かれている以上の愛を与えることはできない。
『グラッサー博士の選択理論p160』
選択理論心理学で考えてみると?