責任の概念
ウィリアムグラッサー博士は「他人の欲求充足の邪魔をせずに、自分の欲求を満たすこと」が責任ある行動だと言っています。 選択理論では「すべての行動は自分自身の選択」であり、「自分の人生に対して責任がある」と教えています。他の...
ウィリアムグラッサー博士は「他人の欲求充足の邪魔をせずに、自分の欲求を満たすこと」が責任ある行動だと言っています。 選択理論では「すべての行動は自分自身の選択」であり、「自分の人生に対して責任がある」と教えています。他の...
私たちが他人から得るもの、他人に与えるものはすべて情報であり、情報はそれ自体では私たちに何かをさせることも、何かを感じさせることもできません。人は自分の行動しかコントロールすることができません。選択理論では、過去や環境や...
私たちは、他人を操作して自分の願いを叶えたいという気持ちがあります。他人の考え方や行動を、強制によって自分の思い通りに変えることができるという考え方を「外的コントロール」といいます。外的コントロールには、3つの考え方があ...
選択理論心理学では、人の行動を「車」に例えて説明します。行動には、直接コントロールできるものとできないものがあります。ドライバーがハンドルで動かすことができる前輪が「行為」「思考」、前輪の動きについてくる後輪が「感情」「...
選択理論心理学では、日常的に使い慣れた行動を「整理された行動」と呼びます。私たちは、1回使ってみて効果のあった行動を、脳のデータベースの中に蓄えています。無意識のうちに、この中から最善の行動を選んで使っているのです。 こ...
私たちの脳の中には「現実」と「願望」を比較する場所があります。このふたつを天秤に乗せたときに釣り合いが取れなくなると、「何か行動せずにはいられない感じ」になります。このギャップを埋めるために行動を促す信号を、フラストレー...
同じ現実世界を見ていても、なぜ人によって「捉え方」が違うのかを、このシステムから理解することができます。人はまず五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)から現実世界の情報を得ます。その後、知覚のシステムである「知識のフィルタ...
人は誰でも脳の中に、自分の好きなものを保管しておくアルバムのようなものがあります。選択理論心理学では、それを上質世界と呼んでいます。上質世界は成長とともに絶え間なく作り直され、貼り換えられていきます。 私たちは、自分の欲...
選択理論心理学では、遺伝子に組み込まれている基本的欲求があると考えます。これは生まれながらに誰もが持っている欲求で、満たされると幸せ、満たされないと不幸を感じるようにできています。 人によって強弱が異なり(1~5の5段階...
米国オハイオ州生まれの精神科医(1925ー2013)です。ウエスタン・リザーブ大学医学部で博士号を修得しています。1965年『現実療法』の出版で注目を集め、精神医療の新しいアプローチ「リアリティセラピー」で広く影響を与え...